Vol.79 「面接の準備-基礎編」
2008年09月08日
オリンピックやプロスポーツを見ていると、コンディションがいかに大切か痛感します。選手はみんな基礎体力をつけ、実戦形式の練習をして本番に臨みますが、これにプラスして健康管理、メンタル面などがしっかり整わないと、本番で最高のパフォーマンスが出せません。転職活動も同じではないでしょうか。転職活動の本番である「面接」までに基礎体力をしっかりつけて、いざ本番の為にコンディションを整えて、面接時に最高のパフォーマンスを出すことができれば、おのずと満足の行く結果が得られるのではないでしょうか。今回は基本に戻り、面接前の準備(基礎体力作り)とコンディション調整についてお話します。
転職活動における基礎体力とは何でしょうか。まず一つ目は「自分を知ること」です。自分を知るとはご自身の経験だけではなく、志向、強み、弱み、5年後にやっていたいこと、将来やりたいこと等様々な角度から自分を分析することです。自分を知ることで自分のやりたいことが明確になり、おのずと目指している方向性、業界、受けたい企業が見えてくると思います。
次にやっておきたいことは、「相手を知ること」です。相手とは自分の目指す企業、業界になりますので、つまり企業、業界研究です。企業研究は当たり前のことですが、意外に軽く捉えている方も多く、面接当日にヒヤヒヤしたことが何度かございます。情報収集に関しては我々のような人材紹介会社をうまく利用されるのも一つです。面接情報、面接官の情報など、企業と直接関わらないと得ることができない情報を持っていますので、是非活用されて、効率良く情報を収集して下さい。
ここで、最も重要なことは、自分を知り、相手を知ることによって、「自分が何を実現したいからこの企業を受けるのか」という、志望動機が明確になることです。ここが自分自身でしっかり繋がっていれば、想いは自然と強くなり、そしてそれが相手に伝わるはずです。
さて、基礎体力の次は、実践形式にあたる「面接対策」です。面接対策では、想定される質問に対して自分の考えをまとめておくなどの基本的な対策はもちろんですが、できればこの場面で、自分の問題点を知り、一つでも二つでも克服できるといいですね。一人でされる場合は、是非、面接を想定してご自身が話している様子などをビデオで録ってみてください。第三者の目で、ご自身の表情、話し方、癖を見ることができます。
当社では、このような対策を「コミュニケーショントレーニングプログラム」で行っています。実際の面接場面を想定しロールプレイをしながら、面接というコミュニケーションの場で、よりスムーズにコミュニケーションを行えるようアドバイスをさせていただきます。ご自身では気づかなかった強み・弱みをいくつか知るだけでも、コミュニケーションは大きく変わります。
さて、いよいよ本番である「面接」に臨みます。ここまで準備してきたことを発揮できるよう、最後に重要となるのがコンディション調整です。いざ本番で体調が悪かったり、コンディションが優れずいいパフォーマンスが出せなければ、元も子もありません。コンディションとは体調管理だけではなく、面接に臨む上でのメンタル面、気持ちの切り替えも非常に重要です。転職活動が佳境に入ってくると、忙しい仕事の合間に面接を2件、3件としなければなりませんので、忙しい中のスケジュール管理と共に、仕事のことを引きずらない気持ちの切り替えも重要なコンディション調整の一つとなります。
実際に、同時に5社の面接が進んでいた候補者の方が、忙しい仕事の合間に面接に臨まれ、一番苦労されたのがコンディション調整です。気持ちのピークを面接に合わせることが難しかったようです。スポーツと違ってピークとまでは言いませんが、体調が万全でなければ、せめて日常の仕事を忘れ、前向きな気持ちで面接に臨める様、気持ちを切り替えるスイッチを持っておきましょう。
今回の教訓&アドバイス
- 1. 基礎練習(自分を知り、相手を知ること)は怠らないようにしましょう。
- 2. コンディション調整、スケジュール調整は重要です。しっかりプランニングしましょう。
- 3. 面接に臨む前はしっかりと気持ちの切り替えをし、100%面接に集中しましょう。



はてなに追加
MyYahoo!に追加
del.icio.usに追加
livedoorClipに追加